2021年も三渓園の観月会は開催されています。
夜の催しなのでことしは行けませんが、できるならまた行きたかったです。観月の静かなイベントです。
演奏
年によって、また日によってアーティストの方に演奏をしていただくことが恒例で、
私が訪れたときは琵琶の演奏をきくことができました。
何人か琵琶の演奏者の方がいらしていて、1時間半くらい演奏時間があったのかな。
席もフリーでしたのでいつ座って去ってもOK、立ち見もあり、という状態でした。
HPを見ると今年2021年は指定席もあるみたいですね。
箏曲、舞なども書いてあるので今年も和楽器中心に演奏があるようです。
室内の演奏と違って、月を観ながら、虫の音もはさみながらの音楽会は味わいが違います。
誰かが歩いて砂利の音がするときもあるし、こどもお母さんに呼びかけている声が聞こえたり屋外の夜は特別な雰囲気がありました
食事
園内に休憩処があって、お茶やお団子をいただくこともできました。
今年は感染症対策で営業されているかどうかわかりませんが、月を観ながらできたてのお団子、やっぱりいいですね。
たしかうどんなど軽食もありました。ですが、混雑していることもあるので、時間が無くならないように食事は済ませてから行ったほうが個人的にはよかったです。
三渓園のお庭
三溪園は実業家の 原 三溪の私邸を一般に公開しているものだそうです。
見どころは三重の塔や移築された数々の建物だと思うのですが、1個1個の建物というより、池に映る景色や手入れされたお庭ぜんたいをぼんやりしながら楽しめた感じです。
1902年から造成がはじまったそうですが、100年ちょっと前にしては雰囲気のある建物だなと感じました。新しく建てたものだけではなくて京都や鎌倉などから移築された建物があるからそう感じるようです。
とは言ってもごちゃまぜ感はありませんでした。
1つのお庭としてまとまっていました。
初夏くらいにテレビ番組で見かけたときは、日中の三渓園を放送していて、夜の表情と違って長閑な様子でした。
原三渓は園内に芸術家を招いて制作を支援していたこともあるそうなので
芸術家にとってのパトロンだったんですね。
来年か再来年にはまた観月会におじゃましたいものです。