混雑必至の観光地を避けて絶景石清水八幡宮にのぼる

修学旅行ハイシーズンは人気観光地はやめて京都駅から南西へ

新幹線に乗るときに気づきました、いま修学旅行のハイシーズンだと団体客専用の新幹線がホームに入ってきて、修学旅行生たちだけを乗せていきます。
ホームで楽しそうにおしゃべりしているたくさんの学生たちにまじって立っていながら、今回の旅程は有名どころは外そうと決めました。
こんなときは人気エリアは学生さんにゆずってゆったりと観光するが吉です。
伏見よりももっと南、そして西へ。石清水八幡宮という神社がありまして。

人気観光地をはずす

はずすと決めた京都観光地は7つです。
嵐山の石庭と竹林
金閣寺
清水寺近辺
二条城
東福寺
銀閣寺
南禅寺

秋だったら紅葉の見どころも外したりしたほうがいいかもしれませんが、6月はこの7つに学生さんが集中するのではないかと予想しました。

場所・アクセス

石清水八幡宮
京都駅から近鉄電車「近鉄丹波橋駅」でのりかえる
「近鉄丹波橋駅」から1分くらい歩いて京阪電車の「丹波橋駅」
京阪本線に乗って「石清水八幡宮駅」に到着
「石清水八幡宮駅」を降りてすぐ右側に参道ケーブルカーの乗り口があります。
5分もかからずに山の上のほうまで行けます。
絶景の良さは行けばわかりますよ。1人でいくのも子どもといくのもよし。でもやっぱり1回目に行く場所ではないかもしれません!

服装と注意点

スニーカーはOKです。サンダルはカジュアルなものやフラットなものなら大丈夫です。ヒールの有る靴は厳しいかな、と思います。ヒールが細いものは履かないほうがいいです。
砂利や砂地の場所もあって、ほぼ舗装されてるけど。

かなりうっそうとしている山です。虫はあまりいなかったけど、真夏は出るだろうなというくらいの山道です。
感覚としては蛇がいてもおかしくない程度です。いませんでしたけど。
私は女性なので、旅行中の靴をサンダルにするかスニーカーなどにするかいつも考えています。
全部同じ靴でいけると理想的ですが、夜レストランに行くとき用に靴を持っていくこともごくまれですがあります。
今回の石清水八幡宮の場合、車で山上の施設に行くだけの方や、車でいって本殿のお参りをするだけの方はおしゃれなヒールの靴でも全く問題ありません。
「ふしめふしめにはちまんさん」だったかな。キャッチフレーズが書かれたポスターがはってあるのを見ましたが、
たしかに結婚の両家のご挨拶とか写真の撮影とか赤ちゃんのお宮参りで来られる方もいるんだろうなという感じでした。
本殿は立派たいこの音が聞こえてちょうどお祓いなのか行事を行なっているところでし本殿は立派たいこの音が聞こえてちょうどお祓いなのか行事を行なっているところです。
いつもお世話になっている神社が石清水八幡宮というのもパワーがありますね。
茅の輪くぐりの準備もされていました。くぐってみたいものです。

石清水八幡宮とは

平安時代のはじめのお宮で、八幡市の男山という山の上にあります。
本殿大神に行教という僧が御宣託をうけて、男山にまつるようにという内容だったので建立したのが石清水八幡宮、通称やわたのはちまんさん、なのだそうです。
関西の文化なんでしょうか、神社などにも”さん”付けするのが京都らしくていいですよね。
境内内の説明書きによると、神仏習合をひろめた神社らしいですね。
鎌倉の鶴岡八幡宮など八幡様にひかれていくのはなぜだろうと思っていたんですが、昔、「八幡太郎なんとか」という言葉を聞いて、耳に残っていたから、というのが理由です。調べてみると、清和天皇の嫡流の清和源氏一門が八幡大神を崇めていたので、源氏の神社というイメージになっていて、特に源義家は石清水八幡宮で元服して「八幡太郎義家」と名乗っていたそうです。
それをどこかで八幡太郎の部分だけ聞いて頭に残っていたため、八幡さんを見ると八幡太郎だな…と思っていたのでした。
そして、その八幡太郎義家って誰なのか、ですが、源義家で、平安時代の清和源氏が隆盛をほこっていたころの方らしいです。
源義家 → 源為義 → 源義朝の血筋です。

食事

混雑する観光名所じゃない場合、ごはん事情が心配です。私の場合。駅のすぐ前に、喫茶店があるのでご飯はここでいただけます。
鯖の棒ずしのお店もあったので、鯖がOKな人はいいですよ。ただし入って食事させてもらったわけではないので味の感想はありません、ご容赦ください。

おもいで ケーブルカー

ケーブルカーの扉が閉まるブザーが鳴っているのに全く動かずに改札内のベンチに座ったままのお母さんと少年がいて、
(発車しちゃうよ…)と目で合図を送っていたつもりだったのですが、
ケーブルカー自体を見ていたテツくんでした。
斜めのボディの電車は珍しいし動き方も独特だからつい見たくなりますよね。
帰りのケーブルカーには偶然居合わせていたので、あとから乗ったのね、と心で気持ちを送っておきました。
鞍馬寺のケーブルカー、比叡山のケーブルカー、尾道のケーブルカー。
観光名所は山際にも多いのでケーブルカーとむすびつきますね。
ほんのすこしの旅だけど、ゆっくりだから景色も見られるし、今回みたいにすれ違う反対側のケーブルカーがある場合は、おーいって手を振りあえる。ちょっとしたかかわりがうれしいんだよな。

おもいで タクシーの運転手さん情報

もう何年もそうなのかもしれませんが、修学旅行生の方はいまや自由時間にタクシーを1日貸切ってグループで行動しているようです。
市内を見るとたしかに何台もタクシーのフロント部分に貸し切り中だから空車じゃないですよというサイン(張り紙?)が出ています。