閉鎖的なイベントではありません。もう1度行きたい催し
夜間特別拝観・ライトアップを楽しんだことがある人、次に蛍のイベントはいかがでしょうか。
下鴨神社蛍火の茶会 開催された日程
今年2022年は6月11日(土)に開催されました。
平安時代からのイベントもある京都ですが、蛍火の茶会は明治時代からはじまったそうです。
それでも100年前からですね。
納涼茶会の一環として蛍を森に放ちます。
一般の人は入れないんじゃないの?-入れます
普段の夜と同様、下鴨神社にお参りにいくことはだれでもできます。
出町柳駅を降りても人で溢れているということはなくて、少し人どおりが多いかなくらいです。
参道も、会場である下鴨神社境内も混雑してぶつかりあうようなことは全くありませんでした。とても快適です。
本殿まで入って、ステージを見たり納涼市を見て回るのは誰でもOKですが、お茶会に参加できるのは、『糺の森財団会員のみ、当日入会受付予定』とありました。
その場で財団の会員になればお茶会に参加できたような情報をあとで見ました。
私はこの情報を知らず、会員の人だけのものなのだと思ってスルーしてしまいました。
このお茶会に参加するためだけに会員になってもよかったです。
個人の正会員一口3,000円です。次回は要確認のうえ参ります。
服装と注意点
雨が降っている日でした。寒い
梅雨の季節なので毎年こんな感じなのかもしれません。
夏用のパンツとTシャツに長袖のはおりをもって、足元はカジュアルなサンダルです。
日中は蒸し暑かったのですが、この日は夜の雨が冷たくて服装を後悔しまして、旅行の服装はやはり難儀だなとおもいました。
6月初旬の天気のよくない京都は
・靴下と靴を履いたほうがよかった
・長袖にしたらよかった
・防寒できる薄手のコートがよかった
と思いました。
旅行って荷物増やしたくないので、服装の準備は予備と身軽さと気持ちがせりあいます。風邪をひかなかったのだから今回は許容範囲です。
参道はじゃり道で砂地のところもありますが、基本的にはヒールでも大丈夫。雨の日は汚れをひろうので泥を落としやすい靴や洗いやすい靴がいいです。
おおまかなイベントのながれ
15:00 雅楽など演奏を聞くことができる
17:00 奉告祭・お茶会の開始(お茶会は17:00~21:00)
19:20 お琴の演奏
※蛍を放ったのがいつかはわかりませんでしたが、この時間帯に見つけることができました。
20:00 十二単のデモンストレーション
納涼市
よく見るお祭りの縁日とは雰囲気が違います。
こども用のおもちゃっぽいカラフルな売り物はたしかなかったと思います。
ベビーカステラなどではなく、市内のお店のお菓子とか食べ物が販売していたと思います。
植物なども売っていました。
なんというか商売で売ろう売ろう!という縁日ではなくてちょっとおごそかとでもいいましょうか、雰囲気が不思議な縁日で
それがまたイベントと合っている気がしました。
18時ころにいきましたが、ごはんものは見つけられなかったので食べてからいくのが吉です
蛍はしっかりたのしめます
放たっからと言ってみえるのかなとか、蛍元気なのかなとおもって川のそばの草をみんなで見つめていると
チカチカ、ふわふわと光っています。
蛍しっかり元気ですね。
川のきらきらか蛍かわからないよ、という声が聞こえていましたが、そうなんです。
照明があたった川のきらめきと蛍との見分けがつきづらい。
でも大丈夫です、照明の少ない暗い場所を選んでじっと見ていると、独特の点滅をしている光がわかってきます。
静かに息をしているようですね。
家族連れがたくさんだったので、こどもたちが声を出して蛍をさがしています。
大人たちもいっしょうけんめい草むらを見つめています。
いなかのほうで育ったので、蛍は珍しいものではないですが、もう何年か見ていませんでした。
みんなで蛍を見つけに夢中になるイベントってすごくいいなと心から感じます。
参道のマンション
以前は糺の森は長い長い参道があって、1回道路をわたって御手洗にたどり着いたんですが、
今参道に入ってけっこうすぐあたりにマンションができたんですね。
下鴨神社のなかで暮らしている状態になります。
夏も涼しそうだし、毎朝お参りもできますね。すがすがしい立地です。
家族連れのお父さんが「こんなとこに住みてー」と大きな声で言っていましたが、たしかにセカンドハウスがここだったら…と夢想します。
マンション敷地内のふぁっとした足元ライトも蛍くらいほのかな灯りでした。