甘いものが苦手な方へおみやげを【京都 鳩居堂・一保堂】

寺町通り商店街を三条通りから御池通りまで北へ

2019年ぶりに歩きました。ずいぶん変わっていました。

ぶらり歩いてるだけでおみやげが見つかります。かっこいい佇まいのお店がけっこうあります。

八つ橋、抹茶のクッキー、よーじや、大好き。でも買いすぎたので別のおみやげもたまには持っていこうかと思っていましたら
ぶらぶら歩いているだけでおみやげをたくさん発見しました。
おみやげで甘いもの以外のものあります。

鳩居堂

左右に店舗があります。
2つあわせるとすごい面積です。こんなまちなかで、しかも物がきつく並んでいるわけでもなく、ゆったり楽しめます。
はじめはアップルストアかと思いました。
右の店舗は新しい商品が多めです。シンプルなデザインの美しい箱がありました。
この箱は…書道のセットを入れられる箱でした。
ほしい。
ですが、小さな赤ちゃんと暮らす私にはすずりで墨をする心の余裕を持てそうにありません。
子どものころの書道の時間は同じことの繰り返しがいやながらに嫌いではなかったのが不思議です。
書道セットを開いて準備していちいち墨をすって、書き終わったら筆を洗うという作業がこどもの私にとっておもしろかったんでしょうか。
感傷はおいておいて、
左の店舗は便箋や、封筒などがたくさん置いてあります。
お軸をかけるセットやお香の道具まで。
こちらは都内で見かけたことのある鳩居堂さんの商品っぽい感じです。
いまだに一筆書きや便箋などを使わなくても見ることがあります。
モチーフは昔ながらのものだけど、どこでも見ないようなデザインのお手紙の道具があるのがおもしろいんです。
モノを持たない時代になってきたと言って、私自身もモノを持たないようにしようと思っているタイプですが、
暑中見舞いをたまにやりとりする知り合いがいます。
LINEだと気を使って会話をなげかけてしまうので、手紙の一発勝負、終わり、の感じも楽でいいです。
意外と心あたたまりますしね。

一保堂

茶の字が書かれた巨大なのれん。
老舗一保堂さんです。
お抹茶だけではありません。お茶の専門店なので、緑茶もほうじ茶もおいてありました。
6月に伺うと新茶が販売していました。
日本では6月が新茶の季節なんですね。

新茶の葉と、お抹茶の顆粒スティックがおみやげに合っています。
・1回1杯でお湯をそそぐだけ
・茶せんでたてなくてもおいしい
・管理しなくても味が落ちない

一保堂さんの缶のお抹茶も本当においしいです。
雲門の昔はさわやかな後味でした。
ただ、缶で購入しておナツメにうつしてお茶をたてる人って日本にもそんなにいませんよね。
また、けっこう味が変わりやすいので、冷蔵庫に保管するなどしないとすぐに味がおちます。
お抹茶の管理ってけっこうたいへんなのです。
古くなれば酸味が出やすくなりますし。

顆粒スティックタイプは雲門の昔など名前のついたお茶が入っているわけではないのですが、こちらも誰でも飲みやすい味になっています。
お抹茶そのものを気軽にたのしめるのです、ほんとうにおすすめです。
1箱(10包入り)で1,296円でした。
Matcha To go Packetsと書いてあって、オンライン販売を見ると「抹茶スティック10本入」という正式名でした。

こどもの場合

舌が敏感すぎてお抹茶が苦くてまずいと感じる人もいるのかもしれませんが、
もしこどもに試して飲んでもらうならこの顆粒スティックが

店内右は喫茶スペース「嘉木」

カフェスペースです。
おも菓子とお茶が楽しめます。
缶タイプのお茶をお試しで飲むことができるとも言えます。雲門の昔、京極の昔、など1杯まず飲んでから決められます。
カフェスペースは広く、のんびり過ごせます。まどが空いているときは外の通りの音を聞きながら過ごすもよし、
友達とめちゃくちゃに話すもよしです。
かしこまってお茶する感じはなかったので、お作法もまったく気にする必要ありません。普通のカフェと同じで安心してゆっくりできます。
おも菓子は3種類から選択できました。
城陽饅頭、くずまんじゅう、水無月(みなづき)
6月と言えば水無月、と京都人の密かな愉しみで常盤さんが言っていたのでこれを選んでみました。

店内左は特別な展示スペース?

お湯がフーっと音をたてながら沸いていて、誰もその部屋にはいませんでした。
お抹茶をここでたてているのかなという感じです。
展示・販売されいてるのは急須などお茶の道具。
急須は一人用の薄い陶器でできてるものが3個くらいならんでいます。
持ち上げてそそぐしぐさをしてみると、かなり軽くて使いやすそうです。
急須は家に2つあるのですが、4回ほどそそげるくらい大きなものです。2杯分くらいですね。
家族がお茶をすごく飲むとか人数が多くなければ、ミニサイズの急須いいかもしれません。
急須本体に一保堂のマークが入っていてさらにおいしそうに感じます。

甘いおみやげは塩芳軒

カフェ茂庵、塩芳軒【京都】