七条通りを歩いたことはありますか【東山七条 甘春堂 未知のイルザッカヤ】

七条

あつい七条通り

京阪七条駅をおりて七条通りを東へ。
徒歩で京都国立博物館へむかう道です。京都国立博物館まではものの5分なのですが、気になるお店が多くならんでいました。
たぶん新しくお店がたくさんできたんでしょう。
七条通りはバスやタクシーで通っていました。もしかしたら歩いたのははじめてかもしれません。

イルザッカヤ イタリア料理店
SiCX 京都東山蒸溜所 by FarEastCraft
らーめんの坊歩

などなど、力がはいっていると感じるお店があります。ぜんぶ少しずつ寄りたかったですが、いまはメモだけ…
今回は時間がないので、新しいお店ではなくどうしても気になる老舗1個だけ立ち寄ります。

まずは上生菓子を買ってしまう「七條甘春堂」

上生菓子はこどもの粘土細工と同じで独創的だったり、形やモチーフが同じでもお店によって細かな違いがあるのがたのしいのです。
粘土細工のたとえは職人さんからすると、違うよ、と訂正されてしまうかもしれませんが…
個人的には自由度のあるお菓子作りのなかでも造形のおもしろさがわかりやすく感じられると思っています。
ぱっと見ておもしろい形だと驚いたりしたあとは、お菓子の名前を確認します。
上生菓子はいつも季節の言葉で名前がつけれらているのでこれも楽しみのひとつです。
お菓子の場合も季語と呼ぶんでしょうか、夏の季節にちなんだネーミングを見て、きれいな言葉があるんだなと気づくこともあれば、お菓子にぴったりだ、わかるなーと思うこともあります。、知らない言葉で調べることもあります。
知らない言葉がついていることもあるので、調べて感心するときも。

今回こころに残ったのはテッセン


鉄仙は5月から7月に咲くお花なので、6月の和菓子になっていたんですね。
白、青、紫、褐色などお花の色はさまざまですが、さわやかな白に紫のめしべでした。(おしべ?)。

もう1つは高瀬川か、高瀬舟

どっちだっけ。一番大事なところを忘れてしまって悲しいです。
とてもおいしいんです、美しいんです、だいじな名前が。高瀬川って京都市内の浅い川のことかなと思った気がするのですが。
すずしげなグリーンと京都の川面そのまま感じられるようなブルーの織物があんをつつんでいるようです。
涼しい京都の川というと貴船神社を思い浮かびますが、市内を涼しくしてくれている高瀬川が京都の方にとっては身近なんでしょうか。
高瀬舟だったとしたら、授業でならった森鴎外の高瀬舟が思い浮かびます。
かなしい話でもあるし、善悪の難しさの話だったと思うのでお菓子にはつけないんでしょうか。やはり高瀬川だったように思います。記憶力がないことがくやしいです。

京炙り餅という細い串つきのお菓子も気になる

詳細はわからないながら次回手に入れるために備忘です。よくあるお菓子なんでしょうか。気になる。

和室、喫茶スペースもあり

お時間のある方はぜひ。
ネットで見ると和室に靴をぬいであがれるようですので、足が疲れたときの小休憩に伺いたいです。
和菓子づくりの体験もできるのだそうです。

七条通りはいろんな遊びがぎゅっとつまっていました。
また次回訪ねたい場所が増えます。